しばらく更新しておらず、すみませんでした。
北海道ではこの時期、「リラ冷え」と呼ばれる急な冷え込みに見舞われることがあります。
本州だとさしずめ「花冷え」でしょうか。ライラック(フランス語でリラ)の花が咲く5月下旬頃の冷え込みのことをいうそうです。霜注意報なども発令されることがあります。
しかしそれは、春が来て暖かくなったはずなのに…という後の話。
今年は違いました。なかなか暖かくならないのです。
5月下旬に入り、ようやく最高気温が15度を超える日が出はじめましたが
朝は5度前後で、明け方はストーブが必要になるほど。(もっと冷え込んでいる地域もあります)
境内の花々も、今年はどうなるかな…と思ったのですが、
ようやく、チューリップが咲きました。これは昨日の写真ですが、参道左側、御聖訓の石碑の前にある数本です。
本堂玄関右側のチューリップも、おそらく明日には開花するでしょう。
八重桜は、この冬の雪害で枝が何本も折れてしまいましたが、
そのぶん残った枝に全力を注ぐかのように、たくさんの芽がつき、葉っぱも出はじめました。
おそらく満開は来月初めになるのではと思います。
ひとり生えのルピナスも葉を茂らせています。
来月は花の競演が楽しめるでしょうか。
もの言わぬ草木の、生命の息吹に
わたしたちも励まされる思いがいたします。
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留萌も明日から本格的に暖かくなりそうです。
どうぞみなさん、お体お気をつけになり、素敵な春をお過ごしください。